猫が壁で爪とぎをしてしまって困っている飼い主さん、多いですよね。
猫と暮らす上で問題になる爪とぎ…我が家も以前住んでいた家では壁やソファーがボロボロでした。
引っ越したばかりでとにかく壁をボロボロにされたくない、毎日ボロボロにされた壁のゴミを掃除するのが嫌!という方、今回は猫ちゃんの爪とぎ対策をお伝えします。
猫に爪とぎをやめさせることはできる?
結論から言うと、猫に爪とぎをやめさせることはできません。猫は本来狩りをして生活をしていた生き物で、鋭い爪は獲物をとらえるための道具です。人間の都合でやめさせるのは不可能に近いようです。
そこで、人間側が猫の爪とぎについて対策する必要があります。
猫の爪とぎ対策
①猫のサイズにあった爪とぎを用意する
猫は爪とぎと同時に伸びをしたり、ストレッチも兼ねているため、爪とぎを選ぶときには猫が身体を十分に伸ばせて、爪とぎをしても動かないものが良いとされています。
②猫が爪とぎしたい場所に爪とぎを置く
1個ではなく複数設置することが大切です。猫ちゃんがすでに壁に爪とぎをしているようであれば、その壁付近にいくつか設置します。また普段猫がリラックスしている場所や、いつも通るドア近くの壁なども爪とぎを設置しておくと良いでしょう。
また猫によって好きな爪とぎの素材や形も異なるようですので、段ボール製や麻の物などいくつか試してみて、好みの爪とぎを見つけてあげることが大切です。
③壁に保護シートを貼る
確実に壁を保護できるのは保護シートを貼ることなのではないでしょうか。
我が家で使っている【ダイソーのペットひっかき防止シート】は100円(税抜)ながら優秀なのでぜひ使ってみてほしいです。
・サイズは90cm×30cm
・透明
・フィルムタイプ
※ダイソーひっかき防止シート使用の注意
・ 結構強い粘着シートなので、剥がすのに失敗すると粘着部分同士がくっついてしまい、使えなくなってしまうので注意が必要です。
・長さのあるシートなので貼るのが難しい。これは私の不器用さに問題ありかもしれませんが、慣れるまでは空気が入ってしまったり意外と難しかったです。
100円なら貼るのに失敗しても諦めがつくという考えで私はダイソーの商品にしましたが、賃貸などにお住まいで剥がし跡が残らないか心配な方は、以下のような剥がせると記載された商品がいいと思います。
④プラダン(プラスチックダンボール)を壁に貼る
プラダンとは建築現場の養生などに使われる、プラスチック製の段ボールです。
我が家で購入したのは910×1820で、ホームセンターなどで購入できるのですが、色付きでなければだいたい1枚500円くらいです。
最近のプラダンは色もたくさんあるので、お部屋に合わせて色選びをしてみてもいいかもしれませんね。
直接壁に両面テープを貼るとその部分だけ壁紙が剥がれてしまいそうで嫌だったので、養生テープを貼った上に両面テープでプラダンを貼り付けました。
ちなみに私は長いまま貼り付けたので、剥がれないよう、縦向きに多めにテープを貼りました。
※プラダン使用の注意点
・段ボールなので筋目(線が入っている方向)に曲げると折り目がついてしまう
・長さがあるので軽自動車では持ち帰ることが難しい(リヤガラスを覆ってしまい危険です)
また、爪とぎ防止のために貼ったこのプラダンですが、爪とぎ防止だけでなく、爪とぎすることもでき一石二鳥です。
我が家では廊下の壁と爪とぎしやすそうな柱の部分にのみ、爪とぎ防止のため、プラダンを貼り付けていたのですが、気づくとみんなここで爪とぎをしていました。
廊下の壁が爪とぎ場だと認識したのか、設置以降リビングの壁などでは爪とぎしていません。
プラダンは壁紙のようにゴミが落ちることもないのでおすすめです。
まとめ
以上、猫の爪とぎ対策についてお伝えしました。爪とぎは大きくて安定性のあるものが一番理想的です。軽くてズレやすいものはうまく爪とぎができず、爪とぎを使わなくなる原因にもなります。ぜひ、猫ちゃんにあった爪とぎを見つけてあげてくださいね。
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